なんだかとんでもないタイトルですが、このブログは開店したばかりの自転車店ベルクレッタに付随させておりますので、まずはそちらの近況をお知らせいたします。

本日は2度目の定休日でした。
最初の定休日は開店して3日目でしたので、一週間バッチリ働いて初めての休みでもありました。
会社員時代と比べると、やはり毎日色々な事が起こりますが、ありがたい事にいらして下さるお客様はとても良い方ばかりで、楽しく仕事をさせていただいております。

クレジットカードやQRコード決済も経験しました。
何事にも「最初」というものがあって、例えば「僕、今日が初めての手術なんですよね」と医者に言われたら「ひぇっ!」と思ってしまうでしょう。
(私は今日からタクシーを始めた、という運転手さんの車に乗った事があります)

なので表向きは「かしこまりました。クレジットカードですね!」と涼しい顔をしていたのですけど、初めての時はヒヤヒヤでした
お蔭様で失敗はなし。
このようなオペレーションは「習うより慣れろ」なので、ぜひご利用下さいませ

初めての防犯登録については以前書かせていただきましたが、それから何度かやらせていただいて、大分慣れてきました。
なので、こちらもドンドン持ってきてくださいね。
(でも毎回コンタクトレンズが乾くほどチェックしていますが

本日は定休日ではありましたが、店主は歯医者様に行ったり、役所に出向いたり、サイクリングしたりで総計40キロ程走ったらしいです。
休みの時位、自転車と離れれば?とも思いますが、やはり根からの自転車好きなんでしょう
好きな事を仕事にでき、修理したお客様には喜んでいただいて、ありがたい限りです。
明日からまた、頑張る事ができます。

さて、いよいよ「どっこい大作」の話です。
今朝TVで、蒸気機関車D51が冬支度、というニュースを見ていました。以下のような内容です。

デゴイチの愛称で親しまれた蒸気機関車D51やC58など北見市の公園に展示されている3両が、雪から保護するため防水シートで覆われた。

若い方は蒸気機関車を知らないかもしれませんね。私も詳しくありませんし、見た事もないのですが、こういうのです。
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※無料の写真素材サイトさまからいただきました。

このニュースを見ていてふと「どっこい大作」というTVドラマを思い出したのです。
店主も同じ事を考えていたようで、朝からこのドラマの話で盛り上がりました。

私の記憶にあるのは「雪の中、褌一枚の少年が、どっこいどっこいと言いながら、この蒸気機関車を両手を繰り出しながら止めようとしてる」というものです。
もしかしたら記憶が繋ぎ合わさったもので、そういうシーンはなかったのかもしれません。
幾らなんでも、素手で機関車を停止させるのは無理があります
でも「どっこいどっこい」と拳を突き上げるのは確かです。


せっかくの休日、他にやる事も沢山あるのですが(PCの設定とか)つい、どっこい少年が気になって調べておりました
そして意外な事がわかりました。
見ていたのは子供の頃だったので、内容まではすっかり忘れていたのです。

北海道で貧しい生活送ってをいた大作少年は、さらに借金の担保に唯一の財産の牧場も失い、中学卒業後に力士を目指して上京した

いきなり厳しい境遇ですが、その後苦労して力士になった話なのでしょう。そういえば体格のよい少年だった気がします。
が、その予想は裏切られました。

相撲部屋への入門は叶わず、ラーメン屋、掃除屋、パン屋と職を変えた

えっ?
いきなり夢が破れたのですか?

普及の名作「スラムダンク」も不良の桜木花道君がバスケの才能を開花させる話でした。
古くは「エースをねらえ!」もテニスの才能なんてまるで無さそうな岡ひろみが、お蝶夫人もを打ち負かし、日本を代表するプレイヤーになりました。
そういう話がうけるのだと思っていたのに、いきなりコレですか?

しかも転職を繰り返すわけですよ。
終身雇用制度も崩れた現代では、転職も珍しくないですが、当時(1970年代)では一度就職したらそこで頑張るのが道だったような気がします。
サザエさんの波平さんもマスオさんも、そんな感じで会社勤めしてますし。

驚いたのは、ロケ地が多摩川周辺であること。
大作少年が働いていたラーメン屋さんがよみうりランド駅前に今も健在であること。
なんか地元なんですけど(笑)
サイクリングがてら行きたい気分になりました

さらにびっくりしたのは2009年にCSで再放送されたようで、人気もあったようです。
いつの時代でも「逆境や降りかかるトラブルを乗り越え成長する話」は魅力がある証拠かもしれません。
コレクターズDVDまで発売されていて、欲しいかも.....
なんだか大作少年の生涯が気になって仕方ないのですが、彼の心配をするより、今は自分を「どっこいどっこい」と頑張らせないといけない立場である事に気が付きました

貴重な休みでしたが、数時間はどっこい少年の事を考えているという、有意義なんだか無駄だったか分からない一日になりました
ともあれ、明日からも宜しくお願いいたします。

どっこい!